2026年7月上旬
東福寺塔頭の天得院を訪れた。天得院は通常非公開の寺院だが、おれが訪れた時期は桔梗が見頃を迎えていて、特別拝観が行われていた。杉苔の庭に咲く桔梗が見事だったし、庭を眺めながら飲んだ冷たいお薄も美味しかった。スタッフが教えてくれた八重咲きの桔梗は珍しく、とても華やかだった。
天得院を出た後、東福寺にも行ってみた。方丈庭園と通天橋の共通券は1,000円だった。
東福寺の通天橋は紅葉の名所として有名だが、青もみじのこの時期は観光客が少なく、葉の緑が目に鮮やかで、これはこれでとても美しかった。
方丈庭園も、北斗七星を表現した枯山水、巨石を配した枯山水、サツキの刈込による市松模様、市松模様の敷石など、見ていて面白いものばかりだった。
東福寺の参拝を終え、よーじやカフェ四条河原町店へ向かった。とても暑い日だったので夏季限定のスースーパフェを食べたくなったおれは、物は試しと50倍スースーパフェ(1,500円)を注文した。しかし、この50倍スースーパフェは甘味としての美味しさと清涼感のバランスを著しく欠く代物で、はっきり言って美味しくなかった。途中からは、化学薬品をただただ口に運んでいるような気持ちになった。ただし、メニューには「ハッカ油が通常の約50倍入っています」とあらかじめ書かれていたし、おれはそれを承知で注文したのだから、極度にスースーすることに対して文句を言うべきではない。パフェに大量のハッカ油が入ると、美味しさもへったくれもない、刺激だけが際立つものになることくらい予想しておくべきだったのだ。店は悪くない。ちなみに、母が注文した通常のスースーパフェ(1,350円)は、チョコレートとミントのバランスが良く、美味しかった。




















