シンガポール旅行記【2日目】バードパラダイスでインコの餌やりを楽しみ、夜はガーデンラプソディを満喫。

2026年6月中旬

二日目は、MRTと路線バスを乗り継ぎ、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ内のバードパラダイスへ行った。

エントランス前にいくつかある飲食店のうち、「han’s union」というカフェでカヤトーストセットを食べた。このカフェでは窓際の席から小川を眺めることができ、川辺の木で羽を休める小鳥を見ながら朝食を摂ることができた。

我々は公式ホームページでチケットを購入しておいたので、エントランスでスタッフに電子チケットを見せて入園した。ちなみに我々は、インコの餌やりアクティビティを追加したチケット(7,646円/大人ひとり)を購入しておいた。

入ってすぐの場所には、大型ケージで飼育されている鳥の鑑賞ゾーンがあり、まずは金網越しにかわいい鳥たちを愛でた。しかし、このバードパラダイスは、何といっても鳥の放し飼いゾーンが見どころだと思う。言うなれば、大きな大きな鳥かごの中に人間が入り、歩道を歩きながら鳥を眺められる施設である。人懐っこい鳥もいれば、遠くの木で休んでいる鳥もいて、恋人が持参した双眼鏡は鳥を観察するのに大変役に立った。

我々は11時開始のインコの餌付けアクティビティを予約しておいた。会場のローリー・ロフトに到着し、スタッフに電子チケットを見せると番号札を渡された。開始時刻になると番号順に呼び出され、番号札が回収されるとともに餌付け用の容器が手渡された。スタッフがその容器にインコの餌を注いでくれるのだが、しびれを切らしたインコたちが一斉に群がってきて、騒がしいやら、可愛いやら、楽しいやらで、まさにバードによるパラダイス状態だった。

このアクティビティでは撮影スタッフがおり、写真データを後から購入できる。良いカメラで撮ってもらった写真を買うつもりなら、キメ顔で写真に納まっておいた方が良いだろう。

楽しい餌付けアクティビティは、餌が尽きた瞬間にインコたちから見向きもされなくなるので、そこで終了となる。おれと恋人は極彩色のインコたちを間近で鑑賞でき、嬉しい、楽しい、大好き状態の至福のひとときを過ごすことができた。ちなみに、大勢のインコが一心不乱に餌を舐めに来たので、餌が飛び散って服が汚れた。

餌付けアクティビティを楽しんだ後、土砂降りのスコールになったので、我々はエントランス近くのカフェへ避難した。鳥を象ったパンを齧り、温かいコーヒーを飲みながら雨宿りをした。パンは、生地の発酵臭がかすかに残る手作りパンという感じで、優しい見た目と味だった。

雨が弱まったので、園内散策を再開した。

そういえば、園内には歩いてもたかが知れている距離を往復するシャトルバスが運行されている。我々も何度か利用した。無料だし、シャトルバスに乗るのは楽しいからだ。

満足いくまで鳥を眺め回した我々は、最後にエントランス脇にあるショップで買い物をすることにした。入ってすぐ左手にフォトカウンターがあり、餌付けアクティビティのカメラマンから渡されたカードをスタッフに渡すと、モニターに我々の写真データが表示された。それらの中から気に入った写真を選ぶと、スタッフがプリントアウトして台紙に入れて渡してくれる。我々は2枚選択できるプランにしたので、60SGD(7,782円)だった。ちなみに、写真購入者は全ての写真データをダウンロードできる。

このミュージアムショップで売られている商品は、鳥好きの恋人の購買意欲を大変強く刺激するものばかりで、我々はマグカップやパスポートケースを購入した。

小腹が空いたので、エントランス付近のBlackBallというカフェで、冬瓜茶と豆花(合計15.40SGD:1,993円)を飲み食いした。冬瓜茶は「The 薬膳」といった味で、恋人は「うん……美味しい……美味しい気がする。薬膳って……こういう味……うん……美味しい気がする」と言いながらも、決して美味しいと言い切らなかったのだが、まずまずだった様子。しかし、恋人は豆花をたいそう気に入ったようで、パクパク食べていた。おれも豆花が美味しくて気に入ったし、トッピングの甘藷から作られた芋圓もとても美味しかった。

マンダイ・ワイルドライフ・リザーブからシャトルバス(2.50SGD:324円)を利用して、MRT南北線のKhatib駅まで戻り、そこからMRTに乗って伊勢丹スコッツ店へ移動した。目的は、同僚に配るための、個包装で個数の多い菓子を買うことである。

ただ、お土産選びの前に、伊勢丹が入っているビルの地下1階にフードコートがあったので、海南鶏飯(チキンライス)を食べた。おれも恋人もチキンライスに特段の興味はなかったのだが、どの旅行ガイドブックを読んでも「シンガポールの名物料理」として紹介されていたし、少し小腹も空いていたし、目の前にフードコートもあったので、一皿注文してみた。結果、「ふーん、やるじゃん」といった感想で、なかなか美味しかった。お米はさらさらで、鶏肉はしっとりしており、あっという間に完食した。

夜は、マリーナベイ・サンズのショッピングモール「The Shoppes at Marina Bay Sands」の海側広場「Event Plaza」で行われている「SPECTRA – A Light & Water Show」という噴水ショーを観に行った。毎晩20時にショーが始まるので、開始15分前に広場へ到着したのだが、既に多くの人が場所取りのために座り込んでいた。SPECTRAは、噴水と音響、プロジェクションマッピングを組み合わせた約15分間のショーで、「まぁ、こんなものか。」という程度の感想だった。

恋人と「まぁまぁだったね」と話しながら徒歩でガーデンズ・バイ・ザ・ベイの「Supertree Grove」(Googleマップ)へ移動。20時45分開始の「Garden Rhapsody」という、ツリーが音楽に合わせてライトアップされるショーを観に行ったのだが、こちらはすごく良かった。ショーのハシゴは体力的にしんどかったが、先ほどの噴水ショーより人混みも控えめだったし、ツリーの音楽に合わせたライトアップが本当にきれいで楽しかった。

ショーが21時頃に終わったので、広場付近の飲食店で軽食と飲み物をと思ったが、店はどこもラストオーダーの時間を過ぎていた。タクシー乗り場はものすごく混雑していたので、我々は駅まで歩き、MRTに乗って宿へ帰った。

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