シンガポール旅行記【1日目】ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内のクラウドフォレストを満喫し、晩御飯にはチリクラブを。

2026年6月中旬

恋人とシンガポールへ行った。

今回の旅の目的は二つ。一つ目は、マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ内のバードパラダイス(公式HP)へ行くこと。二つ目は、完熟ドリアンを食べることである。

我々は羽田空港の国際線ターミナルから、全日空NH843便でシンガポールへ飛んだ。日本時間の0時40分発、現地時間の7時頃着だったので、搭乗時間は7時間弱だった。

空港からはMRT(地下鉄)を利用して、滞在先のウェスティン シンガポールの最寄り駅であるダウンタウン駅まで移動した。

MRTはクレジットカードのタッチ決済で乗車できたのが便利だった。我々は今回、現金を一切使わず、クレジットカードのみで旅行を乗り切るつもりである。

今回の旅の宿であるウェスティン シンガポールに到着したが、まだチェックインできなかったので、ホテルに荷物を預けて街に繰り出した。

今やマーライオンよりもシンガポールの顔になっている感のあるマリーナベイ・サンズまで、朝の散歩がてら歩いてみたのだが、空は鈍色で、途中から雨に降られた。シンガポール旅行最初の朝は、天候に恵まれなかった。

マリーナベイ・サンズに併設されているショッピングモール、ザ・ショップスに9時30分頃到着したのだが、早朝のためほとんどの店は閉まっていた。ただ、フードコートは数店舗営業していたので、そこで朝食を摂ることにした。

おれも恋人もラクサを食べてみたのだが、これがめちゃくちゃ美味しい。ココナッツミルクカレー麺と言えばよいのだろうか。不味くなりようがない料理だと思った。

フードコート内にデザートスタンドがあったので、ボーボーチャチャとマンゴーポメロサゴを注文してみた。両者ともにめちゃくちゃ美味しそうで、「絶対におれが好きなタイプのデザートだ」と思ったものの、実際は「そうでもなかったな」という感想に落ち着いた。ただ、「店を変えたら絶対に美味しいだろう」という予感と期待は残されたままである。

ちなみに、シンガポールのフードコートでは、使用した食器を自身で返却口へ運ぶことが求められている。トレイや食器を放置すると、罰金の対象になることがあるらしい。

朝食を済ませた我々は、歩いてガーデンズ・バイ・ザ・ベイ内のクラウドフォレスト(公式HP)に向かった。Googleマップが地上ルートを提案したのでそれに従ったのだが、失敗だった。我々がいたショッピングモールからは、ベイフロント駅から地下通路を通れば、暑さや雨を避けてガーデンズ・バイ・ザ・ベイまで移動できることを、後になって知った。

クラウドフォレストに到着し、チケットセンターでチケットを購入した。入館すると、まずは高さ約35メートルの人工滝と、その水しぶきが出迎えてくれる。その高さと迫力はさることながら、なによりもまず、涼しい。涼しくて気持ちが良い。

我々が訪れたときは映画『ジュラシック・ワールド』とコラボしていたらしく、この人工滝にも恐竜のオブジェが置かれていた。おれも恋人も『ジュラシック・ワールド』を見ていないので特段の感動はなかったものの、「良くできてるな」と思いながら、きれいでかわいらしい植物を鑑賞するついでに、恐竜のオブジェも眺めて歩いた。

このクラウドフォレストは、人工山の頂上まで移動して歩いて降りてくるというものなのだが、どこを見ても生命力にあふれた植物が繁茂し、きれいな花がたくさん咲いていて、まじで極楽かと思った。おれがいつの日か往生する予定の極楽浄土も、たくさんの花が咲いている世界であってほしい。

我々の好きなウツボカズラやハエトリソウもたくさん植えられていた。植物を鑑賞するのが好きな人なら、ここクラウドフォレストは本当に楽しめると思う。ただ、座って休める場所はそれほど多くないという印象だった。

このクラウドフォレストは、名前のとおり2時間おき(10時・12時・14時・16時・18時・20時)に温室内が霧に包まれるという演出があり、我々も雲霧林を体験することができた。霧に包まれる植物も幻想的で、美しかった。

クラウドフォレストを出て、隣にあるフラワードームにも足を運んだのだが、こちらは「Blue Beauties」という企画展の最中だったらしく、たくさんのアジサイを見ることができた。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを後にした我々は、ウェスティン シンガポール近くのフードコート、Asia Square Food Gardenへ移動して昼食を食べた。麺と小籠包のセットを注文したのだが、麺が全然ほぐれておらず、小籠包もぬるくて、「まぁこんなものかな」と思いながら食べた。

ホテルにチェックインし、雨宿りも兼ねて少しゆっくりしてから、晩御飯はチリクラブを食べに行くことにした。ガイドブックに掲載されていたレッドハウスに決め、MRTに乗って出かけた。

店に着いてメニューを開くと、チリクラブは「時価」と書いてある。店員さんに尋ねると、98SGD/1,000gとのこと。結構高いと思ったものの、ここまで来て注文しないという選択肢はない。

メニューを見るとハーフサイズもあると書かれていたので、店員さんに注文したいと伝えたところ、「君たちならいける。1kgで大丈夫」と太鼓判を押されたので、1kgのカニを注文した。チリクラブは、大きなカニが一杯丸ごと入っており、ものすごいボリュームだった。

美味しい。美味しいが、カニだけだと飽きると思い、メニューにあったMarble Gobyという魚を注文することにした。

店員さんに「128SGD/1,000gとあるけど、我々にはtoo muchだよね? ハーフキロ欲しい」と伝えたところ、「OK、大丈夫。君たちなら1kgで問題ない。サンキュー」と言われ、Marble Gobyも1kgのオーダーになった。

結果、腹がはちきれんばかりに膨れ、値段も204.60SGD(26,498円)と結構な金額になったのだが、カニが美味しかったし、追加で注文した白身魚が特に美味しかったので、ヨシとする。

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