ウエストランド河本太の顔ファンなので太のご尊顔を拝するために歌舞伎町まで「FANG!」反省会を観に行った話。

2023/11/22

井口君が前々から言っていた通り、第3回単独ライブ「FANG!」(公式)についての反省は一切行われなかった。1日目に太のド忘れによりネタに入れなかったことや、二日目の最後のネタでオチを言い間違えたことは反省に値すると思っていたのだが、井口君は一切言及しなかった。井口君はできるだけ新しい話題(傘を除く)を取り上げて話術を磨き続けていくというスタンスを貫いているのだろうか。ここにはウエストランドのファンだけが詰めかけているのだから、単独ライブでの太のミスを指摘するだけで会場は盛り上がるだろうに、そんなイージーな笑いは取りに行かないと決めているのだろうか。もしそうならばストイックな人だ。

今回のイベントでは井口君のために枕が作られたり、キャベツに合うドレッシングを選んだりと、M-1チャンピオンなのにイベントの企画内容がゆるいというか微笑ましいものばかりで、ウエストランドは『本当にテレビの人なのだろうか?』と思う程に親しみを感じられる芸能人で推しやすい。

今回のイベントで初めて知ったのだが、井口君の食べられる野菜がキャベツだけってなかなかすごい。40歳にもなって。ただおれはこの事実を知って井口君に料理を作ってあげたい気持ちになった。キャベツで作れる料理はたくさんある。そして、キャベツはドレッシングを掛けて食べるよりも火を通した方が甘みが出て美味しいと思う。井口君は忙しいから料理に割く時間がないということであればおれが作ってあげたいし、何なら料理だけじゃなく、掃除や洗濯もして仕事に送り出してあげたい。井口君はいつも頑張っているから。頑張る井口君を応援してあげたい。

それにしてもワンピースやドラゴンボールの話題で二人がキャッキャして嬉しそうだったので、『学生の頃から二人は変わらず仲良しのままなのだな』と妄想するなどしてエモを摂取した。

今回のイベントは疲れ切っている井口君を癒すことに主眼が置かれていて、途中進行役を井口君から太に代わるというコーナーがあった。太の進行は普通に進むには進むのだが、淡々としていて実に面白くない。確かに良い声だが。太の声は確かに太くて低くて落ち着いている渋い声だと思うし、ずっと聴いていたいのだが。何なら朗読の仕事をやって欲しいのだが、『太はお笑い芸人なんだよね?』と不安になる程、どこにも笑いの萌芽が見当たらなかった。進行もできるし面白いことも言えるしやっぱり井口君ってすごい人なんだなと思っていたところ、井口君が「やっぱり僕がすごいんだから!」と言って立ち上がって神の恩寵を一身に受けている様なポーズをとっていたので、その立ち姿が神々しかった。

このイベントでおれが一番笑ったのは公開収録2回目分(YouTubeリンク)のモデムのくだりで、めちゃくちゃ下らなくて大笑いした。井口君はよくあんなに次から次へと口が回るし面白いしで本当にすごい。モデムのところはマジで面白かった。それに比べて傘は。

そう言えば井口君が映画を真面目に見ているのは僕だけ!という話をしている時に、太が「私の頭の中の消しゴム」という映画を挙げていてまた古い映画を挙げてくるなぁと思ったのだけど、公開収録じゃ!8(公式)で言っていた「Vフォー・ヴェンデッタ」よりもThe太が見ていそうな映画感があってしっくりきた。

イベントは結構な長丁場だったけどすごく楽しかった。ウエストランドの二人も相当疲れただろうと思っていたのだけれど、我々が帰る際会計待ちの列に並んでいると、楽屋(中二階)から井口君が誰かを大きな声で叱っている(後輩か誰かにツッコミを入れている?)声が降って来たので、井口君って本当に元気なんだなぁと驚いた。

つい先日第3回単独ライブ「FANG!」でウエストランドの漫才を見てすごく面白かったけど、おれはやっぱりぶちラジ!スタイルの二人の掛け合いが大好きなんだなと改めて思った「FANG!」反省会だった。

当日のメニュー
カレーが美味しかった。カツもサクサクで。
井口君をお触りしている太
二人ともかわいい
色香のある太の顔

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