パリ旅行記07 マルシェで買い物をしたり、エッフェル塔を眺めたりした話。あと、パリミュージアムパスを利用してロダン美術館とピカソ美術館へ行った話。

2023/09/26

熱したフライパンにエシレバターをたっぷりと溶かし、franprix(フランプリ)で買ったガレットを焼く。バターが多すぎたせいか生地がベチャっと重たくなってしまったが、ハムと固めの目玉焼きとホワイトアスパラなどの野菜を乗っけて食べた。おれはバターが好きなのでバターがたっぷりであれば大抵のものは美味しく感じる。

午前中、近所のマルシェへ行って買い物をした。

「ゴロゴロッ」という効果音が似合う野菜や果物
どの葉物野菜も生命力が強そう。
いろんな種類のチーズ。
イチジクと蟠桃
宝石のように艶やかなプチトマトと宝珠のような黄色いトマト
オレンジ?ネーブル?
デーツ(ナツメヤシの実)(2.50€:403円)
リンゴジュース3本(10.00€:1,614円)

あとは豚肉の塊500グラム(7.33€:1,183円)と羊のミルクのチーズを買った。

やはり季節が過ぎてしまったのか、ミラベルは何処にも見当たらなかった。残念。

デーツの食べ方が分からなかったのでとりあえず生で齧ってみたがのだが、渋くて、パサパサしていて、えぐみもあって全然美味しくなかった。ショックである。実が未だ熟していないだけだと思うのだが、残りをどうやって食べようか。

先ほどマルシェで買った蟠桃と生ハムとイチジクとチーズで昼を簡単に済ませてから、エッフェル塔(地図)に向かった。
青空に映える鉄塔。

我々は予約をして来なかったのだが、あまりの混雑ぶりに列に並ぶ気も起こらず登るのは諦めた。

公園で塔を見上げながらfranprix(フランプリ)で買ったブルーベリーフレーバーのホワイトティー(2.35€:379円)を飲んだ。ホワイトティーって何だろう?と思い調べたところ弱発酵のお茶(Wikipedia)なのだそうだ。

エッフェル塔から歩いてロダン美術館(地図)へ向かう。

途中見えた金色ドームの建物はナポレオンの墓(地図)らしい。

ロダン美術館の庭には彫刻作品が展示されていたりバラが植えられていたりと、公園としても過ごせるのが良い。ちなみに、この美術館はパリミュージアムパス(公式)で入館可能である。

有名な「考える人」
こちらも有名な「地獄の門」
これは、、空気椅子?
ジョジョっぽいポージングの女性。好きな漫画家が影響を受けた彫刻家の作品を見ることができるのは嬉しい。
このままスタンドとして使えそうな造形だが、、、これはロダン作ではないかも知れない。
これも面白い形をしているが、ロダンの作ではないかも知れない。作者の名前をメモしておけば良かった。
これはロダン作だろうか?アクロバティックな接吻。

ロダン美術館を出てメトロに乗りピカソ美術館(地図)へ。ちなみに、ピカソ美術館もパリミュージアムパスで入館可能である。

我々が訪れた時はクローズド部分が多くて展示のボリュームが物足りないと感じた。もっとたくさんピカソの絵を見たかった。

「牧神パンの笛」

パリに行く前に原田マハ著「暗幕のゲルニカ」を読み、小説にピカソの愛人マリー=テレーズとこれまた別の愛人ドラ・マールが登場するのだが、彼女たちの確執を知っている(と言ってもフィクション作品だけれども)おれとしては、彼女達の肖像画が同フロアに、しかも向かい合わせるような形で展示されているのが何だか忍びない。学芸員の遊び心なのだろうか?と勝手に想像するなどした。

マリー=テレーズ
ドラ・マール
これもドラ・マールなのだが彼女はマリー=テレーズの絵と比較して、なんかこう、強そうな印象である。

ピカソ美術館を出て、近くのカルナヴァレ美術館(地図)へ。

ここの中庭はカフェになっていて大盛況なのだがカフェゾーンからは美術館に入れない構造になっているらしく、スタッフに美術館の入り口を尋ねると、そのスタッフが腕時計にさっと目をやるなり「最終入館時刻まであと2分しかないから、、、okay、guys、、、run!run!!run!!!」と捲し立ててくれて、その茶目っ気のある女性スタッフに教わった通りに建物を回り込むと入り口があり無事時間内に入館することができた。

これは何だろう。肉屋の看板とか?解説を読む時間もないのでどんどん歩いた。

美術館というよりパリの歴史民族資料館といった趣の展示内容だった。ただ、無料で入ることができる美術館なのにボリュームは満点で、でも何しろ閉館時間ギリギリに駆け込んだのでゆっくり見る時間はなく館内を早足で通り過ぎただけなのでもったいなかった。

近所のパン屋(地図)に寄って帰った。

トラディショナルバゲット
ブリオッシュ
シューケット

合計3.80€(614円)だった。今気がついたが、パンの袋にTOKYOという文字が。このパン屋は東京にも出店(公式)しているらしい。

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