2023/09/26

午前中、近所のマルシェへ行って買い物をした。








あとは豚肉の塊500グラム(7.33€:1,183円)と羊のミルクのチーズを買った。
やはり季節が過ぎてしまったのか、ミラベルは何処にも見当たらなかった。残念。
デーツの食べ方が分からなかったのでとりあえず生で齧ってみたがのだが、渋くて、パサパサしていて、えぐみもあって全然美味しくなかった。ショックである。実が未だ熟していないだけだと思うのだが、残りをどうやって食べようか。


我々は予約をして来なかったのだが、あまりの混雑ぶりに列に並ぶ気も起こらず登るのは諦めた。

エッフェル塔から歩いてロダン美術館(地図)へ向かう。

ロダン美術館の庭には彫刻作品が展示されていたりバラが植えられていたりと、公園としても過ごせるのが良い。ちなみに、この美術館はパリミュージアムパス(公式)で入館可能である。







ロダン美術館を出てメトロに乗りピカソ美術館(地図)へ。ちなみに、ピカソ美術館もパリミュージアムパスで入館可能である。
我々が訪れた時はクローズド部分が多くて展示のボリュームが物足りないと感じた。もっとたくさんピカソの絵を見たかった。

パリに行く前に原田マハ著「暗幕のゲルニカ」を読み、小説にピカソの愛人マリー=テレーズとこれまた別の愛人ドラ・マールが登場するのだが、彼女たちの確執を知っている(と言ってもフィクション作品だけれども)おれとしては、彼女達の肖像画が同フロアに、しかも向かい合わせるような形で展示されているのが何だか忍びない。学芸員の遊び心なのだろうか?と勝手に想像するなどした。



ピカソ美術館を出て、近くのカルナヴァレ美術館(地図)へ。
ここの中庭はカフェになっていて大盛況なのだがカフェゾーンからは美術館に入れない構造になっているらしく、スタッフに美術館の入り口を尋ねると、そのスタッフが腕時計にさっと目をやるなり「最終入館時刻まであと2分しかないから、、、okay、guys、、、run!run!!run!!!」と捲し立ててくれて、その茶目っ気のある女性スタッフに教わった通りに建物を回り込むと入り口があり無事時間内に入館することができた。

美術館というよりパリの歴史民族資料館といった趣の展示内容だった。ただ、無料で入ることができる美術館なのにボリュームは満点で、でも何しろ閉館時間ギリギリに駆け込んだのでゆっくり見る時間はなく館内を早足で通り過ぎただけなのでもったいなかった。
近所のパン屋(地図)に寄って帰った。



合計3.80€(614円)だった。今気がついたが、パンの袋にTOKYOという文字が。このパン屋は東京にも出店(公式)しているらしい。