2023/09/25
老舗百貨店のギャラリー・ラファイエット(地図)へ。


オペラ座を眼前に臨むベストポジションを若いアジア人男性旅行客が一人で陣取っていて、5分以上(あまりにも長いので測った。)も熱心に自撮りをしていた。彼の目の前で白人老夫婦がカメラを抱えて自撮りが終わるのを待っていたのだが、若者は全然気にせず1ミリ単位で顎の角度を変えながら自撮りを続けていた。
それにしても同じ場所で5分以上も自撮りができるなんてすごい、と呆れながら感心もした。おれは至近距離で「あなたは迷惑ですよ。滑稽ですよ。」という視線を向けられたまま自撮りを続行することなんてできない。




ギャラリー・ラファイエットから歩いてギュスターヴ・モロー美術館(地図)へ。


この美術館は画家のギュスターヴ・モローその人が住んでいた邸宅を改築して絵画等を展示している。人が少なくてゆっくりと鑑賞することができた。





美術館を出て、徒歩でモンマルトルへ。

ジュテームの壁(地図)というスポットにも立ち寄り、ちょっと間違えている日本語を眺めて微笑ましい気持ちになったりした。



丘の上にあるサクレ・クール寺院(地図)まで歩いて登ったのだが、途中Netflixドラマ「エミリー、パリへ行く」(公式)で主人公がベッドを設置して「広告バズって大成功!」となった場所、アブルヴォワール通り(地図)を歩いた。









夜、珍しく外食をする。Aux 2 Saveurs(地図)という日本人シェフのレストランである。
席の予約をした時刻まで少し時間があったので、レストラン近くのプロムナード・プロンテ(地図)を歩いた。ここは映画「ビフォア・サンセット」(Wikipedia)の舞台にもなった場所で、散歩をするのにちょうど良い。










恋人がグラスワインを飲んで、食後にコーヒーも飲んで、二人で144€(23,153円)だった。満足した。