パリ旅行記03 市場(マルシェ)で買い物を楽しみ、ミュージアムパスでパリ装飾美術館やエトワール凱旋門に行った話。あと、ラドゥレでマカロンを買い食いしたり、カフェキツネで一休みした話。

2023/09/22

目が覚めると、豪雨。

今日は雨だが市場(マルシェ)に行く。我々の部屋から近いのはMarché Popincourt(地図)だが、火曜と金曜に市が立つので今日を逃せば次は金曜になってしまう。

マルシェでの買い物はスーパーよりも難易度が高そうなので、今回はパリ在住の助っ人に助けて貰う。

それにしてもすごい雨。
新鮮な野菜や果物がずらっと並ぶ。
艶やかで美味しそうな野菜たち。どうしてこんなに光っているのだろう。照明のせい?
精肉店もある。
鮮魚店もある。
オリーブってこんなに種類があるのか。
丸いズッキーニ。
チーズ屋は人気で行列が絶えない。
ローストチキンの屋台。

「ローストチキンを買いたい」と助っ人に言うと「高過ぎる。やめておけ。」という旨の助言があったのだが食欲に負けて購入した。チキンが美味しそうなのは言わずもがな、ローストした際に鶏から滴り落ちた油をたっぷりと染み込ませたポテトが美味しそうだったのだ。助っ人に「チキンは大サイズ、ポテトは300gください」と伝えて貰うと、店員に「足りないだろう。もっと買った方が良い!」と言われ、ポテトは500g購入した。

夏の終わりから秋に出回るミラベルという果物が美味しいと小耳に挟み、八百屋で助っ人に聞き込みをしてもらったのだが、既に旬の時期が過ぎたらしく置いていなかった。残念。

ミラベルはないが似ているぞと提案を受けたのが、手前に写っている緑色の果物。奥に写っている鱗模様の緑色の果物はANONE(日本ではチェリモヤ)と言うらしい。初めて見る果物に興味津々である。どんな味なんだろう。
ANONEは5.95€/kg

心ゆくまで買い物ができたので助っ人に感謝を伝え、別れた後部屋に戻った。ちなみに、マルシェでは八百屋以外はクレジットカードが使えた。

チーズ2種類(4.85€:785円)
オリーブ二種類(1.79€:290円)
生ハム4枚、ベーコン4枚、ソーセージ4本(9.18€:1,485円)
ローストチキン大と
ポテト500gで合計25€(4,042円)
リンゴジュース2本(7€:1,132円)
形が面白いトマトとか
手掴み量り売りのサラダ菜とか
果物とか
プルーンとかで合計19.87€(3,214円)
昼食はローストチキンとポテト。すごいボリュームで食べきれないので、残りは夕飯にとっておく。

パリでは美術館にたくさん行きたいと思っているので、6日間有効のミュージアムパス(公式)をオンラインで購入した。88.83€(14,306円)

昼過ぎに雨が上がり、いざパリ観光へ。

コンコルド広場(地図)はラグビーW杯の催しのため厳戒態勢
オランジュリー美術館(地図)は行列ができている。

時間帯指定の予約がないと入れそうにないのでこの日は入館を諦め、その場で来週水曜日の予約をした。※我々はミュージアムパスを購入済みだったので、美術館公式サイトのチケット購入画面(リンク)Musée de l’Orangerie – Free of charge Reservationの項目を選択し、日時指定を行った。

ちなみに、オルセー美術館(地図)の予約もしようとしたのだが、ミュージアムパス+時間指定の項目を見つけられず断念した。(でも、後日オルセー美術館に行った際、並ばずに入れた。)

今日はパリ装飾美術館(地図)に行くことにする。

道すがらラデュレ(地図)を発見し、マカロンの買い食いをする。

一個2.5€(404円)でバラ売りしていたので、おれはローズ、恋人はマリーアントワネットフレーバーのマカロンを一個ずつ購入した。

すごく美味しい。めちゃくちゃ美味しい。おれはマカロンが好きではなかった。生地が重いというかねっちりしているというか、歯にくっつく感じがするし、挟んであるジャムとかクリームが甘過ぎるし、、、という印象を持っていたのだが、今回食べたマカロンは生地がサクっとして口の中でふわっと消えて、挟んであるクリームの良い香りが鼻に抜けて、、、軽い、、、うまい、、、何個でもいけそう、、、「お代わり!」と言いたい気分であった。

ちなみに、マリーアントワネットフレーバーとはチョコミント味のことであった。

なお、帰国後ピエールエルメ(公式)のマカロンを食べる機会があったのだが、それはもうすんごい美味しかった。一度に3個食べた。だから、さっき日本で食べるマカロンがどうだとか、パリで食べるマカロンがこうだとか面倒臭い事を言ったのだが、食べた場所とかは関係なく美味しい店の美味しいマカロンは美味しいというだけのことであった。

行ってみたかったが、アンジェリーナ本店(地図)も行列ができていて入れそうにない。
パリ装飾美術館に到着。この建物の右側面に回り込んだところに入り口がある。旅行客には不人気なのか、待ち時間ゼロで入館することができた。
2024年パリオリンピックに向けての企画展。

常設展は豪華絢爛な調度品の数々を見ることができる。

青色が綺麗なガラスの小瓶
細かな花弁が見事な陶器
ヒソヒソ話をするにはうってつけの形をした椅子
美術館の窓からはエッフェル塔が眺められるし、おれの好きな工芸品もたくさんあるしで楽しめた。
カフェキツネ(地図)に移動して休憩。おれはカフェラテ、恋人はゆずジュースを飲んだ。(11.50€:1,859円)
メトロに乗ってエトワール凱旋門(地図)へ。
間近で見ると迫力がある。ここもミュージアムパスで入館可能。
エッフェル塔が見える。あれを武器として利用できるってことは、エヴァって結構大きいんだと思って感動した。
望遠鏡もクレジットカードのタッチ決済可能。

帰りはワイン屋さんに寄り道して赤ワインを購入し、昼食に食べきれなかったローストチキンとポテト、あとは今朝マルシェで購入したチーズとトマトを切って晩ご飯にした。うまい。

食後にマルシェで購入したミラベルに似ていると勧められた果物を食べた。うまい。

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