ニース近郊旅行記04 カーニュ=シュル=メールで美味しいパン屋を見つけたりドラッグストアでお土産用のハンドクリームを買った話。あと、プライオリティ・パスでコート・ダジュール空港のThe Infinity Loungeを利用した話。

2023/10/02

「最終日くらいカフェで朝食を食べよう」と恋人と話し、いつもより早めに起きてバスに乗り丘を降った。

Googleマップで目星をつけておいたパン屋(地図)は朝から盛況で、テラス席まで全て埋まっていたので、ショーケースに綺麗に並べられたサンドウィッチやケーキを見比べて好みのものを選び、テイクアウトをして店の近くのベンチに腰を下ろした。
ピリッと辛くて美味しいサンドウィッチ
フランボワーズのタルトも購入した。ちゃんと酸っぱいけど実が熟しているので適度に甘く、タルト生地もサクサクしていて美味しい。

コーヒーも買って12.20€(1,974円)だった。

朝の光の中、セグウェイに乗った警官(?)が颯爽と通り過ぎ駐禁を切っていく。

帰りに寄ったドラッグストア(地図)で、お土産にしようと思いニュクスのハンドクリームを買った。そのハンドクリームの値段をネットで調べたところ日本では倍の値段だったので「買いだ!」と思ったのだ。

エアビー(公式)で借りていた部屋とも今日でお別れ。素敵な部屋だったので名残惜しい。
コート・ダジュール空港(地図)に到着。

ここからパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に飛び、ドーハを経由して帰国する予定である。

ちなみに、コート・ダジュール空港のセキュリティチェックでは、職員の『液体物は絶対にジップロックに入れさせる!』という強い意気込みを感じることができる。おれもスーツケースを開けられてチェックを受けた。おれも恋人も機内持ち込み可能サイズのスーツケースを曳いていたので。

おれが先にセキュリティを通過して待っていると、少し遅れて恋人が満面の笑みでやって来た。「さあ、お楽しみのラウンジに行こう!」と言いながらニコニコしている。そう、恋人は空港のラウンジが大好きなのである。でも、恋人は手ぶらである。

「スーツケースどこにやったの???」

と聞くと

「あ!!!!ない!!!どこ!!!」

と恋人がびっくりしていたので、おれもびっくりした。なくした!?

セキュリティチェックに引き返すと、なんてことはない、恋人のスーツケースがX線チェックで引っかかり、止められていたのである。恋人は極度のおっちょこちょいなのである。「あなたのスーツケースですね?開けてください」と職員に言われて恋人がスーツケースを開けると「これは、、、危険物、、、か?」と、職員がスクリュー式のワインオープナーを取り出した。

結局「ワインオープナーは機内に持ち込んで良し」となったのだが、確かにスクリュー式のオープナーは凶器になり得るな。尖っているから刺さりそうだし。

プライオリティ・パス(公式)を使ってThe Infinity Lounge(地図)に入り搭乗を待った。

広々として静かでシンプルなラウンジだった。

16時30分頃にシャルル・ド・ゴール空港に到着し、恋人は用事があるためここでお別れ。おれは独りでドーハ行きの便(22時45分発)の搭乗手続きを待った。

が!

飛行機(QR38)の搭乗手続きが始まらず、一向にチェックインカウンターが開かない。

やることもないので空港内のラデュレでマカロンの買い食いをした。やっぱり美味しい。

結局、チェックインできたのは22時過ぎ、飛行機の出発は深夜1時55分に変更になった。

チェックインカウンターのスタッフに「あなたがドーハで乗り継ぐ予定だった羽田行きの便(QR812)には間に合わないので、ドーハに1日滞在してもらい、翌日発の成田空港行きの便(QR806)に振替えました。」と言われ、

「日本への到着が大幅に遅れるため、あなたは600€の補償金を受け取れます。ドーハ空港に着いたら自分でトランスファーデスクに行って説明を受けてください」とも言われ、

「この空港で使える15€分のチケットを渡すので、搭乗まで晩御飯を食べて待ってください」と言われた。

帰国が1日延びたし到着空港も成田に変更になってしまったが、補償金が貰えるらしいからまぁいっか。何はともあれお腹が空いたのでこの15€のチケットで何か食べたいという気持ちだったのだが、23時過ぎのシャルル・ド・ゴール空港の飲食店は軒並み閉まっていて、セキュリティチェック通過後に開いていた店はマックとスタバのみだった。

スタバに行ったもののコーヒーは売り切れ。待ちくたびれていたので温かいものが飲みたかったなと思いながらも、機内食を楽しみにしよう!と気持ちを切り替えた。

深夜1時にようやく搭乗開始。

楽しみにしていた機内食。

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