パリ旅行記2025-03 フォンダシオン ルイ・ヴィトンとマルモッタン・モネ美術館に行った話。あと、La Grande Épicerie de Parisでソーダを飲んだり、近所のブーランジュリーでパンを買って食べたりした話。

2025/06/13

朝起きて近所のパン屋Maison Marie(地図)へ行き、パン・オ・ショコラ、クロワッサン、カヌレを購入した。5.20€(898円)だった。どれも美味しかったのだが、カヌレはラム酒の香りが効いていて特に美味しかった。クロワッサンもパン・オ・ショコラも、薄い生地がサクッとしていて、中はバターがジュワリと染み出て美味しかった。朝食はこれらのパンと、昨日マルシェで買ったズッキーニと茄子を切り、冷蔵庫に入っていたガスパチョに入れて煮込んでスープにした。ガスパチョは本来冷製スープなのだろうけど、温かいトマトスープとして食べても美味しかった。それにしても、マルシェで見かける野菜はどれも立派で肉厚なので、この国であれば『ビーガンに挑戦するぞ!』という気持ちになる人もいるだろうな、と思えた。あとはAirbnbにあったイタリアのコーヒーメーカーで珈琲を沸かして飲んだ。朝からたくさん食べたり飲んだりした。

朝食後、メトロに乗ってフォンダシオン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン美術館)(地図)へ行ったのだが、あまりにも暑い日だったので、Les Sablons駅(地図)近くにあったMONOPRIX(地図)でジュースを買って飲んだ。Les Sablons駅から歩いて美術館へ向かったのだが、猛暑と砂ぼこりでなかなかに疲れた。我々が訪れた時は「DAVID HOCKNEY」という展示だったのだが、iPadで描かれた作品もあって『iPadで描かれたものだなぁ感』をしみじみと感じられて面白かった。どの作品も良く、室内での見せ方も上手でとても楽しめた。フォンダシオン ルイ・ヴィトンは建物それ自体も格好良かった。

展示を見終わってランチかコーヒーをと思ったのだが、美術館内のカフェ兼レストランには長蛇の列ができていてとても入ることができなかったので、Les Sablons駅近くまで戻り、Durant Dupont(地図)というレストランでランチを食べた。一人30€弱、飲み物は10€弱という価格帯で、ちょっと高いなと思った。

午後はマルモッタン・モネ美術館(地図)へ行った。チケットは大人一人14€(2,417円)だった。ものすごく暑い日だったこともあり、我々はエアコンの効いている地下室に展示してあるモネの作品から見ることにした。楽しみにしていたモネの絵だが、どの絵も何だか白っぽくて、色彩の乏しい絵だなぁと思いながら見て回った。『何だか、あんましだったかな』と残念に思いながら、『でもせっかく来たのだから』と展示室を出る前にもう一度最初から見て回ったところ、びっくり、色鮮やかで光溢れるモネの絵たちがそこにあった。明るい屋外から急に屋内の地下展示室に入ったせいで、瞳孔が絵画鑑賞モードに切り替わっていなかっただけのようだ。モネの奇麗な絵をたくさん見ることができて、とても満足した。

マルモッタン・モネ美術館を出て、高級食材のセレクトショップLa Grande Épicerie de Paris(地図)内にあるイートインコーナーでソーダを飲んだ。おれはコーラ、恋人はレモンソーダを飲んだのだが、二人で12€(2,072円)もかかり、なかなかの対ユーロの円安ぶりに慣れることができない。この店は商品の並べ方がとても奇麗で、手に取りたくなるような見せ方が上手だなと思った。

部屋に帰る前にジョルダンJourdain駅(地図)近くのMONOPRIX(地図)に寄ったのだが、チーズ売り場が充実していて、店員さんとやりとりをしてブリというチーズを選んで購入した。他にはサラミとヨーグルト、グレープフルーツジュース、ポテトチップスや水を買って帰った。そして今朝も行ったパン屋Maison Marieでバゲットとりんごタルト(4.5€:777円)を買って帰った。今日は炎天下で動き回ってあまりにも疲れ過ぎたので、21時に寝た。

パン屋Maison Marie(地図)で買ったパン
フォンダシオン ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン美術館)(地図
レストランDurant Dupont(地図)で食べた白身魚のレモンソース掛け
マルモッタン・モネ美術館(地図)の外観。建物も素敵。
食材のセレクトショップLa Grande Épicerie de Paris(地図)内にあるイートインコーナー

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