スペイン バルセロナ旅行記01 グラナダ空港からバルセロナ国際空港に飛び、ミロ美術館へ行き、ブケリア市場の近くで最高に美味しいパエリアを食べた話。

2025/06/19

7時30分の開場とともに朝食会場に入る。昨日と全く同じメニューなのでテンションは上がらなかったが、このホテル(Hotel Guadalupe)(地図)の朝食の味や質に全く文句はない。

今日はグラナダ空港(地図)からバルセロナ・エル・プラット国際空港(地図)まで飛ぶ。

9時30分にホテルをチェックアウトして35番のバスに乗って町の中心部へ向かうと、カテドラル(地図)周辺に警察車両が停められており、道路の中央には草が敷き詰められていた。ネットで調べてみたら、今日はグラナダの休日らしく、カテドラルの周辺は車両通行止めなのだそうだ。せっかく昨日のうちに空港バスの乗場(地図)もチェックしておいたのに、ここまで空港バスは入ってこられない。ただ、少し歩いて車両通行止めゾーンを抜ければ空港バスに乗れるのではないかと思って、搭乗時刻まで十分に余裕があるし『少し歩いてみよう』と恋人に提案したのだが、恋人は予想外の事態に焦っていて、昨日の内に決めておいた次点の手段である『Uberに乗る』で頭はいっぱいのようだった。ちなみにGoogleマップで空港までの経路を検索したところ、通行止めエリアにもバスが来るという結果を表示していたので、Googleマップとグラナダの交通機関の情報連携がうまくいっていないのだと思う。

Uberに乗車してすぐの広場(地図)で空港バスに乗り込む旅行客たちを見かけたので、「少し歩けば空港バスに乗れるとおれは思っていたよ」と恋人に話すと、「aqinasuは後出しで意見を言ってくるのが良くない!」と怒っていた。恋人が想定外の事態で『今日はもうUberに乗るしかない!!』と焦っていたから、さっきは黙っていたんだけどな、と思ったのだが。

Uberはすこぶる快適で、グラナダ空港にはあっという間に到着した。33.99€(5,798円)だった。グラナダ空港はこじんまりとした地方空港といった風情で、セキュリティチェックも空いていてスムーズに通過できた。免税店エリアも非常に小さい。プライオリティ・パスの公式サイトに「グラナダ空港ではレストランで22€分使って良い」との記載があったので楽しみにしていたのだが、我々の持っている楽天プレミアムカード付帯のプライオリティ・パスデジタル会員証ではレストランサービスは対象外らしく、利用できずがっかりした。一昨日、市内で行ったカフェCasa Yslaが空港内にあった。

バルセロナ・エル・プラット国際空港に到着。とても大きな空港で、出口からバスの表示を頼りに歩き、InterCityバスの表示を発見したので、そこからエスカレーターで降ったグランドフロアにA1バスが停まっていた(地図)。このA1バスに乗って、市内のカタルーニャ広場(地図)まで移動した。乗車の際、係員の持っている端末にクレジットカードをタッチして決済は終了。一人7.45€(1,290円)だった。これに乗ってカタルーニャ広場まで移動した。

広場から徒歩7分くらいでホテル ビオレッタ ブティック(地図)に到着。オフィスを改装したのかな?と思わせるホテルで、エレベーターはなく、Wi-Fiが遅く、壁が相当薄くて廊下の声が筒抜けではあるが、広さは十分で清潔なところが気に入った。部屋でコーヒーを飲み、ビスケットを齧ってからミロ美術館(地図)に出発した。

カタルーニャ広場近くの停留所から55番のバスに乗車したのだが、バルセロナのバスは初乗(かつ定額)運賃が2.65€(459円)で、グラナダの1.6€(277円)と比べて高いと思った。ただ、パリのメトロ運賃も2.5€だし、ヨーロッパの大都市はこの程度の価格帯が一般的なのかも知れない。

ミロ美術館の最寄りの停留所Av Miramar – Fundació Joan Miró(地図)までバスに乗ったのだが、手前の停留所Av de l’Estadi – Vivers(地図)で降りて歩いたほうが美術館には早く着くと思う。ミロ美術館の展示物は面白いものが多くて楽しめた。可愛らしいものが多いし、HUNTER×HUNTERに出てくるハンター文字みたいなのも面白かった。ちなみに、美術館内のカフェテリアは誰も利用していなかった。ミュージアムショップではグッとくるものが見当たらなかったので何も買わなかったが、展示作品に「かわいらしさ」を感じるものが多かったので、商品もへんてこでかわいいものがあれば買ったのにな、と思った。

美術館を出たらちょうど55番のバスが来たので、それに乗って街の中心部に戻った。テレビ朝日『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』という番組でも紹介されていたブケリア市場(地図)へ行ったみたのだが、一目で観光客ターゲットの観光地市場だと分かる。お腹が空いていたので揚げブリトー(5€:866円)を買って食べたのだが、『悪くはない、が、美味しいわけでもない。』という印象だった。市場に到着したのが18時くらいだったので既に閉まっている店が多く、楽しむには遅すぎるという印象だった。

グーグルマップで検索して、近くのMiño(地図)というレストランに入り、パエリア一人前を注文して恋人とシェアして食べて、他にはブリトーを頼んだ。恋人はグラスワイン、おれはノンアルコールのジンジャービールを飲んだ。パエリアは本当に本当に美味しかった。イカ墨の濃厚な旨味とエビの味噌がご飯に滲みていて、恋人と競い合って食べた。

帰りにCondis(地図)というコンビニに寄って、水とヨーグルト(1.95€:337円)を買ってホテルに戻った。

こじんまりとしたグラナダ空港(地図
バルセロナ・エル・プラット国際空港のA1バス乗り場(地図
ミロ美術館(地図)の入り口でお迎えしてくれた彫刻。ラピュタに出てくるロボット兵と顔が似ていると思った。
かわいい
これも可愛い。花札みがある。
観光客向けのブケリア市場(地図
レストランMiño(地図)で食べたパエリア

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