2025/06/18
7時30分の開場時間ちょうどにホテルの朝食会場へ。フレッシュオレンジジュースがあったり、美味しいクロワッサンがあったり、チーズの種類がいろいろあったりとかなり盛りだくさんなビュッフェだった。一人12€の朝食は満足できた。
8時30分入場のナスル宮(地図)拝観チケットをオンラインで予約していたので、朝食を食べ終えて急いで向かう必要があった。我々が宿泊しているホテルHotel Guadalupe(地図)から一番近いメインエントランス(地図)は9時オープンなのだが、ナスル宮の予約チケットとパスポートを見せたら通してくれた。
ナスル宮に到着すると既に入場待ちの列ができていたが、わりとスムーズに入ることができた。見どころとされているライオンの噴水は、彫刻があまり精巧ではないのため、正直『これが見どころ?』と思ったのだが、ここはハーレム、日本でいうところの大奥だったのだそうだ。ちなみに、我々が訪れた時には日本語のオーディオガイドのサービスはなかったので、今後復活したらいいのになと思っている。朝のナスル宮は涼しくて、観光客もそこまで多くないし、床に差し込む朝の陽の光も綺麗だし、朝一番の8時30分入場のチケットを購入しておいて正解だったと思った。
ナスル宮を出る頃には太陽がまたいつも通りカンカンに照りつけていて、陽射しが刺すように痛く、涼しく感じられたのは朝のほんのわずかな時間だけだった。城壁(地図)にも登って他のだが、陽射しを遮るものがないので本当に暑かった。でも市街地を一望できて眺めが良い。
ヘネラリフェ庭園(地図)へ。建物に囲まれた庭が素敵だった。花壇も綺麗。色々な場所に柘榴が植っていて、オレンジ色の花が綺麗に咲いていた。グラナダは柘榴という意味なんだそうだ。バラも綺麗。睡蓮も綺麗。花が咲き乱れていて本当に美しく、来ることができて良かったと満足した。ちなみに、このアルハンブラ宮殿の敷地内には給水スポットが数箇所あったので、水筒に水を汲みながら広大な敷地を散歩した。
テラス席からヘネラリフェ庭園を眺められるParador de Granadaホテル併設のテラスカフェ(地図)に行った。ビールとオレンジジュースを注文した。飲み物を飲んでゆっくりしていると、スタッフに「水はいるか?」と聞かれたので「お願いします」と答えると水は3€だった。合計13.50€(2,343円)だった。
暑さでバテたので、ホテルに戻ってシエスタをするつもりでベッドに寝転んだのだが、あまり眠れなかった。
夕方に起きてバスに乗って市街地へ。まずはAlhambra Churrería Granada(地図)でチュロスを食べた。めちゃくちゃ美味しい。ロンダで食べたチュロスよりも、サクッとしていて、ホットチョコレートも濃い。お会計をするときに「とても美味しかった」と店員さんに伝えると「5generations(5世代)」と教えてくれた。5.90€(1,024円)だった。
今日も昨日に引き続き広場で催しが行われていて、今日はポケモン風のキャラクターのライチュウ?がいた。
イスラム文化が色濃く残る通りC. Calderería Nueva(地図)に行ってみたのだが、喫茶店Tetería Dar Ziryab(地図)は雰囲気がとても素敵だった。おれはミントティーとバラクヴァを、恋人はトロピカルスムージーを注文した。バラクヴァは歯に染みる程に甘いシロップに漬けられていて、でも、甘さがすっと引いていく感じ。ピスタチオのナッツ感が美味しかった。ミントティーも爽やかで美味しかった。でも、ポットの底の方に長時間溜まったミントティーはびっくりするほど苦かった。全部で12.50€(2,170円)だった。
喫茶店から出て、アルハンブラ宮殿と市街地を見渡せる展望スポット、サン・ニコラス広場(地図)へ徒歩で向かった。結構な勾配の坂道だったので、バスを利用すればよかったと後悔した。到着したらかなり混んでいたので、景色は綺麗だがあまり居心地がよくなく、座る場所を見つけるのも一苦労だった。帰りは素直にバスを利用した。
晩御飯はバルBodega Los Tintos – A Elegir(地図)で食べた。スタッフは全く英語を話さなかったが、iPhoneに入れていた翻訳アプリを使って何とかなった。サングリア2杯を注文したら、茄子のフリットと、アンチョビにキャビアが乗せられたものがタパスとして提供された。ガスパチョが欲しいと伝えると「サルモレホならありますよ」と言われたのでそれを注文した。サルモレホはニンニクが効いていてとても美味しかった。もっと食べれば良かった。おれは茄子が好きなのでタパスで茄子のフリットが出てきて嬉しかったのだが、想像を超えない味だった。もっと厚切りだと美味しかったと思う。全部で16€(2,777円)だった。
店を出て恋人とセルフィーを撮っていたら、陽気な地元客が映り込んでピースをしてくれた。ちょっと嬉しい出来事だった。バスに乗っホテルに戻ったのが夜の22時。グラナダの夜はまだまだ明るい。













