2025/06/17
残り物のパンとチーズとサラミで簡単な朝食を済ませて、涼しい内に闘牛場の隣にある公園(地図)を散歩した。ロンダはとても綺麗な町で、来ることができて良かった。大満足だった。
荷物をまとめて11時30分にエアビーをチェックアウトし、歩いてロンダ駅(地図)へ向かう。今日はここロンダから鉄道を利用してグラナダへ向かう。チケットは公式サイト(リンク)で購入して、iPhoneのウォレットアプリに登録しておいた。定刻通りに12時24分発の電車がプラットフォームに入ってきたので乗り込んだが、出発が20分程遅れる。この電車はグラナダへの直通ではなく、アンテケラ(地図)駅で乗換える必要があり、間に合うのか心配になった。
電車が出発すると車掌の巡回が始まったので、iPhoneに登録しておいたチケットを見せてチケットの確認は終了した。車掌から「最終目的地はどこか?」と聞かれたので「グラナダです」と答えると、「乗り換えのプラットフォームは4番だ」と教えてくれた。親切な対応は嬉しいが、電車が遅れたらプラットフォームが4だろうが何だろうが乗換えられないけど、、、と思ってハラハラした。恋人も「心配だ」と口では言うものの、電車が動き始めたら、いつも通りすぐに寝てしまった。車窓から見える景色は雄大で、なだらかな丘がどこまでも続いていた。そして、風力発電の風車をたくさん見かけた。スペインでは、風力発電が主要な発電手段なのだろう。
アンテケラの駅に遅れて到着したものの、接続電車が我々が乗っていた電車を待っていてくれたので、事なきを得る。乗換え電車のプラットフォームは4番だと教えてくれた車掌さんも、我々がスペイン語を解さないだけで「接続電車が待っているから安心していい」と教えてくれていたのかも知れない。
グラナダ駅(地図)に到着し、駅から少し歩いた停留所で21番のバスに乗り、グラナダ大聖堂(地図)近くまで移動した。グラナダのバスはクレジットカードのタッチ決済で乗車が可能で、便利だった。ちなみに運賃は1.6€(277円)だった。カテドラル近くの停留所から35番のバスに乗り、アルハンブラ宮殿至近の宿泊先Hotel Guadalupe(地図)まで移動した。
ホテルの近くに朝食を食べられそうな食堂はあったが、宿泊するホテルの朝食ビュッフェ(12€/1人)の利用を申し込んだ。ホテルの部屋は小ぎれいで、設備も必要十分な感じだった。部屋でコーヒーを飲んで一息ついた後、バスに乗ってまたセントラルへ向かった。
広場近くのカフェysla(地図)へ。このカフェの名物であるpiononoは、カステラのシロップ漬けという感じでおいしい。他にも、rosccide yamaというミルフィーユみたいなパイ生地の砂糖がけドーナツを注文した。両方美味しかった。コーヒーも飲んで6.75€(1,170円)だった。近くの広場では子供祭りのような催しが行われており、ルイージ?やマリオ?たちの風船人形があった。奥にはピーチ姫?も見える。グラナダ大聖堂は近づくとその大きさが感じられるというか、質量に圧倒される感じがした。拝観は18時30分までで、守衛さんに「tomorrow」と言われた。
地元民で賑わっているレストランBodegas Castañeda(地図)に入った。値段が書かれていないワインの赤と白をグラスでオーダーする。タパスはオリーブ、小さなパン、卵にツナが乗っているものの三種類が提供された。アンダルシアの郷土料理である茄子のフリットを食べてみたかったが、スタッフに「置いていない」と言われ「茄子ならばこれ」と教えてもらった茄子の肉詰をオーダーした。それがめちゃくちゃに美味しかったので大変満足した。おれは茄子が好きなので、最高のレストランだと思った。付け合わせの野菜のグリルも、岩塩が良い働きをしていて美味しかった。豚のサーロインも頼んだが、ボリューム満点でこちらも美味しく、付け合わせの山羊のチーズを焼いて黒蜜を掛けたものがとても美味しかった。全部で37.45€(6,494円)だった。テーブルは小さいが、立ち飲みの人たちは酒樽をテーブルにしていて、酒場のテーマパークみたいな雰囲気もとても楽しめた。
バス停の近くにあったカルフールエクスプレスCarrefour Express(地図)で水1.5リットルのペットボトル(0.75€)を買い、バスに乗ってホテルに帰った。




