スペイン アンダルシア(ロンダ)旅行記02 チュレリアアルバで美味しいチュロスを食べたり、Casa del Rey Moro博物館の立て坑を降りたり登ったり、Casa Museo Don Boscoでフラメンコギターの調べにうっとりした話。

2025/06/16

朝7時に起床。涼しくて爽やかな朝。昨日は夜の21時でも陽が高くてとても暑かったのに、今朝はとても涼しくて過ごしやすい。

昨日買っておいたバゲットとチーズを食べて朝食を簡単に済ませ、ビエッホ橋Puente Viejo(地図)まで散歩をした。朝は観光客もいなくて、静かで良かった。

アラブ風呂(地図)はまだ開いておらず、外から中の様子を伺おうとしたが何も見えなかった。このロンダの町にはかつての城壁都市を偲ばせる崩れた城壁が残っていて、それらを眺めながらぐるりと街を歩いた。朝は涼しいと思っていたが、太陽が高くなるにつれてメチャクチャに暑くなってきて、どんどん体力が削られていく。

Puerta de Almocábar(地図)から旧市街地の中心にある教会(地図)まで歩いて帰ってきたのだが、暑すぎる。しんどい。

商店街にあるアルバChurrería Alba(地図)というカフェにチュロスを食べに行った。チュロスは揚げたてで、熱々のサクサクのぐるぐる状態で提供される。これをホットチョコレートに浸して食べるのだが、めちゃくちゃ美味しい。オレンジジュースとガスパチョも頼んで、全部で10€(1,728円)だった。支払いはクレジットカード不可で現金のみ。

エアビーへ帰る道すがら、コンビニ(地図)に寄って水と現地産のポテトチップスを買って帰り、午前の散歩でとても疲れたので、昼寝をした。部屋に吹き込む風は涼しくて、ベッドシーツはさらさらしていて快適で、部屋は明るくて、最高のシエスタ体験だった。

午睡の後で、川のそばまで降りることができる博物館Casa del Rey Moro(地図)へ行った。入口兼チケット売り場でスタッフに対して「ここは何?」「どんな博物館なのか?」「年寄りにはしんどいのか?」「ヘルメットは必要なのか?」など、質問攻めをしている老夫婦がいて入場待ちの列ができていたのだが、その老夫婦が質問を辞めた後はスムーズに入場できた。こじんまりとした庭が綺麗で、孔雀がいて、その孔雀の雛もいて可愛かった。

川のそばまで行くには坑道を歩いて降りていく必要があるのだが、立て坑は結構深く、なかなかしんどかった。でも、しんどい思いをしたかいはあって、川の水は澄んでいて、深い緑色で綺麗だった。あと、この渓谷に住んでいるのであろう鳥の群れを見上げることができて楽しかった。帰りも歩いて立て坑を登らなければならなかったので、この博物館を楽しむには健脚である必要がある。

博物館の出口からすぐの場所に、この街の見どころの一つのフェリペ5世の門Arco de Felipe V(地図)があった。

暑過ぎたので、部屋へ帰る途中にレストランGastro-Bar MK(地図)の路面店でジェラート(1スクープ3€:518円)を買って食べた。

真昼に観光をするには、この時期のこの町は暑すぎるかも知れない。部屋に戻って少し休憩をした。夕方になってから、この町のベストビューポイント(地図)へ。ただ、ここは有料なのでスルーして、もっと下の方にある展望台(地図)へ行った。そこから滝が落ちるのを眺めたのだが、とてもいい景色だったので来てよかった。

でも、本当に暑い。めちゃくちゃに暑い。道ですれ違う人々も、無言で顎から汗を垂らしながら歩いている。老夫婦が『参ったね、こりゃ』という感じで道端に座って休んでいたので、おれも『これは参りましたね』という感じの笑顔を帰した。それほどに暑い。

その後、Casa Museo Don Bosco(地図)へ行った。窓口で、建物と庭園の拝観に、ギター演奏とグラスワイン1杯が含まれたチケット(20€(3,455円))を購入した。1時間程度のギター演奏会はとても良かった。何よりも、エアコンの涼しい風に当たりながら演奏を聴くことができたという点で評価が高い。そして、演奏もちゃんと良かった。

帰りにカルフールCarrefour Express(地図)でサラミなどを買い、部屋で晩御飯を食べた。イベリコ豚のサラミは2€もしないのに、結構美味しかった。

朝の散歩で行ったビエッホ橋Puente Viejo(地図
Churrería Alba(地図)で食べたチュロス
博物館Casa del Rey Moro(地図)の縦坑を降りた先にある川
展望台(地図)から見たヌエボ橋
ギター演奏を聴いたCasa Museo Don Bosco(地図

コメントを残す