バンコク旅行記22 いつでも捜しているよ どっかにアイコンサイアムの姿を サイアム・パラゴン セントラル・ワールド こんなとこにいるはずもないのに。あと、ビッグCで買い物したり、和幸でとんかつを食べたりした話。

2022年8月25日

今朝は小雨がぱらついていた。恋人は何となく具合が悪く出かける気分にならないと言うので、一人でサイアム・パラゴンに出かけた。

地下には綺麗で広いフードコートが広がっていたが、ぶらりと歩いて回っても、アイコンサイアム程のワクワクと感動は得られなかった。やはり、アイコンサイアムの空間演出能力が素晴らしいのだと思う。アイコンサイアムのフードコート「SOOKSIAM」はテーマパークだ。最近はアイコンサイアム贔屓が甚だしいことを自覚しているが、やっぱり好きなのだ。

サイアム・パラゴンにもPang Chaがあるが、閑散としたフロアで営業している。同じものを飲むのなら、賑やかな店舗で飲んだ方が美味しく感じそうだ。

アイコンサイアムとサイアム・パラゴンに共通して言えるのが、人が溢れているのはフードコートや食品売り場(スーパーマーケット)であって、衣料品や家電売り場にはあまり人がいない。

家電売り場で、ゲーム『The Last of Us Part Ⅱ』のデモムービーが流れていた。恋人はこのゲームが大好きだが、おれは少し苦手だ。ゾンビが怖い。でもドラマは面白い。

その後、サイアム・パラゴンの向かいのモール、サイアム・スクエア・ワンに行ってみたが「改装中?営業してる?」と思うくらいに人がいなかった。開いている店もまばらだった。

その後セントラル・ワールドへ徒歩で移動。

セントラル・ワールドにもPang Chaが入っているが、特別な感じのカフェという気がしない。おれがPang Chaを特別視しているのは、アイコンサイアムのあのベランダゾーン(入り口にあるカフェゾーン)の演出の賜物なのかも知れない。例え美味しいものを提供していても、古いモールの、通路に即席で設置しました感のある店だとその魅力は色あせてしまう。逆に、アイコンサイアムのベランダゾーンに出店できれば、それなりのものであっても『美味しい!』と錯覚しそうだ。漫画『海月姫』で、着物ヲタクの千絵子さんが、一緒にいる人の服装によりお洒落にもヲタクにも見えるって理論と同じかも知れない。
セントラル・ワールドの紀伊國屋書店。モールの端っこの上の方にある。
セントラル・ワールドに日本食のフードコートを発見したが、ほとんど人がいない。バンコクの海外旅行客数が復活して、ここも賑わってくれたら嬉しい。
ティースタンド「のみモノ」。店名に嘘偽りがなくて好き。愛してる。

その後セントラル・ワールドの向かいにあるビッグC・ラチャダムリ店へ行った。ここはめちゃくちゃ大きなスーパーで、お土産を探し求める海外旅行客が溢れていた。

グリーンカレーペーストとか、トムヤムペーストを購入した。5個買うと1個無料という札が貼ってある。
トムヤムペースト。タイ語が分からないので、『グーグル 翻訳アプリ』を頻繁に使った。これで大体分かる。
こんな感じ。スマホのカメラで写すと翻訳される。

夜、恋人とターミナル21で合流した。体調は回復したのかと聞くと「だいぶ良くなった気がする。ただ、なんか今日はフードコートじゃない気分」と言う。ターミナル21には我々の食堂ピア21フードコートがあり、超安で激ウマなのでほぼ毎日ここで食事をしているのだが、今日は恋人の体調を慮って和食を探す事にした。そして、和幸の前を通りかかると、恋人の目と心はとんかつに奪われた。

『とんかつは和食なんだろうけど、だいぶ脂っこいし、体調が万全の時に食べるものな気がするが、、、』と思いながらも、恋人が食べたいというのでそこに決めた。

席についてメニューを見ながら、恋人が「ボリューム大のとんかつが400THB(1,636円)だって!!これなら日本と同じくらいで食べられるから、そんなに贅沢じゃないよね」とニコニコしている。恋人が喜んでいるところに水をさすのも悪いかと思い、商品の代金にVATが7パーセント、サービス料が10パーセント上乗せされることは黙っていた。

恋人もおれも、ヒレではなくロース派である。何が美味しいって、脂がうまいのだ。
炊き立てで提供される白米はもっちりとして甘くて美味しかった。タイ米も美味しいけど、久しぶりに日本米を食べられて嬉しい。
おかわりできるのも嬉しい。

会計時、税金とサービス料の加算を見落としていた恋人は「え!!想定していたより高い、、、」と言っていた。

でも、美味しかったから「ヨシ!」

店名「Secret Recipe」
4階のケーキ屋シークレットレシピが月・木曜日は2個買うと1個無料だった。当然3個買った。

地下の薬局でもリステリンを2個買うと1個無料だったし、ビッグCでも5個買うと1個無料を見かけたし、バンコクではポピュラーな値引き方法なのだろうか。