2022年8月15日
BTS Asok駅から徒歩圏内のトニータイマッサージへ行く。理由は、恋人のネットリサーチによればここが最安だったからだ。
この辺りはマッサージ屋が乱立していて、店の前に女性従業員がたむろしている。そして通り過ぎる外国人男性を熱心に客引きしている。おそらく性的なサービスがあるのかな?という雰囲気だけど、確かめていないので推測の域を出ない。

トニータイマッサージは店の外に下駄箱があるので、靴を脱いで入店する。フットマッサージは一階でやってもらえる。我々が入店した後も続々と客が来て人気店の様子。対応できるスタッフがいないからという理由で、断られる客もいた。
おれと恋人はフットマッサージを依頼して、一時間念入りに揉んでもらう。クリームを丹念に肌にすり込んでくれて、指の股まで熱心にマッサージしてくれる。痛気持ちイイ、というか、痛い。おれには痛い。あーー痛い。痛い!!おれが特に痛かったのは、脛を結構な強さでしごかれる施術。拷問かと思った。
この痛み、おれは割と苦手かもしれない。もっと優しいマッサージじゃないと無理だ。でも、痛いのはおれの脚が極端に疲れているから?痛いのは効いている証拠?とか思いながら施術を受けた。
フットマッサージが終わったら、腕と肩と背中のマッサージをしてくれた。なんか、プロレス?みたいな、何と言えばいいのか、がんじがらめにされた。もう、笑った。こんな無理な姿勢を取らせてまでポキポキ鳴らしてくれなくてもいいよ!!ヒー。となった。
一時間みっちりマッサージをしてくれて、その後温かいお茶が出てくる。はぁ。落ち着いた。となったら、お会計。クレジットカード不可の現金払い。フットマッサージは130THB(506円)。
チップをいくら渡そうかと考えているそばから、会計係の店員さんに「フィフティー!!!」と言われた。しかし、財布の中に小額紙幣は20THBしかなかった、、、ごめんなさいと思いながら施術者に手渡した。
とりわけ痛いのが苦手な恋人に「マッサージ、痛くなかった?」と聞いたら、「痛くないわけがないよ!!痛かったよ!!!」と若干切れ気味の回答が得られた。恋人は痛いのが極端に苦手である。どれくらい苦手かと言うと、ハグしたときにおれの顎髭が首に触れたりすると「痛い!!」と言って顔をしかめ、即座に体を離す。
そんな恋人は、正直面倒臭い。
恋人が面倒臭い話はさておき、恋人はこのような痛がりなので、フットマッサージはさぞ痛かったろう。おれも恋人も「はー痛かったね」と言い合いながら店を出て靴を履くと、
!?!?!
脚がめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ軽い!!!
恋人と二人で驚いた。こんなに効果が出るものなのかと。まじでバンコクに来てからの脚の疲れが吹き飛んだ感じである。チップ、もう少し渡せば良かった。申し訳ない。またこの店に来ようと恋人と話した。次は痛くなさそうなマッサージにしよう。