バンコク旅行記02 入国審査とキャッシングと移動など

2022年8月12日(金曜)

飛行機から降りて機内モードを解除すると、楽天モバイルが現地の電波を拾って接続してくれた。設定を何もしなくてもローミングしてくれるのはありがたい。その昔はポケットWi-Fiを日本の空港で借りたり、空港に到着してから現地のSIMカードを購入したりしていたので、便利な世の中になったものだ。

そういえば、機内で入国カードが配られないままに空港に到着、入国審査場に置いてあるのかなと思っていたが、今年の7月から空路でタイに入国する場合は不要になっているらしい。そうだったのか。世の中は旅行者にとって便利に変わってきてるんだな。

入国審査場では、何かを言われる前からパスポートとワクチン接種証明書を差し出した。今回も、接種証明はスマホアプリの画面提示で問題なかった。あとは指紋読み取り機に指を置いて、帽子とマスクをとってカメラを見て、スムーズに入国が完了。滞在目的や期間についての質問はなかった。なくて良いのかな。こちらとしては早く済んで良いのだけれど。

ターンテーブルから荷物を受け取って、空港内に設置されたATMでVISAカードを使って現金を引き出した。

10,000タイバーツ(以後、THBと表記する。)を38,860円で入手した。内訳は以下の通り。

1THBを3.886円で入手。以後の旅行記はこのレートを使用する。一円未満は切り上げ表記。

ちなみに、ATMからは1,000THB紙幣が10枚出てきた。

今回Sukhumvit(スクンビット)の辺りに宿を手配し、空港からは高速鉄道を利用した。高速鉄道はエアポートリンク(以下、ARLという。)と呼ばれ、乗り場は空港の地下にある。券売機では1,000THB紙幣を使うことができないので、有人窓口でトークン(情報が書き込まれたコイン型のプラスティック)を購入した。

トークンを改札機の読取り部分にかざして改札を通り抜ける。が、おれが引っ張っていたスーツケースがキセル認定されて通せんぼされた。そんなことってあるんだ。

車両は折返し運転の前に車内消毒が行われた。コロナ対策だろうか。

ARLでMakkasan(マッカサン)駅まで移動し、空港からは5駅目で所要時間は23分。料金は15THB(59円)であった。車内はきれいで、涼しいし、安いし、最高である。

ARLのMakkasan(マッカサン)駅に到着後、乗換のためにMRTのPhetchaburi(ペチャブリ)駅まで徒歩で移動した。全天候型の歩道で移動できるのだが、登り降りがあってわりと人が歩いているので、スーツケースを引っ張りながら10分弱歩くのは疲れる。MRTも券売機でトークンを購入して、隣のSukhumvit(スクンビット)駅まで移動した。17THB(67円)

そこから20分弱歩いて宿に到着。

初日の移動は非常に安く上がったが、結論からいうと、Makkasan(マッカサン)駅からタクシーに乗れば良かったと後悔した。主に恋人が。

恋人は宿につくなりシャワーを浴び、午睡を貪り、目を覚ますと、「荷物は重いし外は暑いし、タクシーに乗れば良かった。もっと自分(恋人のこと)の体力と性格を考慮して、移動手段を提案して欲しい。もし自分(恋人のこと)が電車移動で良いと言ったとしても、そこは後々疲れた等の文句を言うだろうということを予測して、タクシーに乗せて欲しい」という内容のことをのたまっていた。

おれはかなりのケチで、恋人は財布の紐が緩いので、日本でも海外でもこういう話になりがちである。

ちなみに、バンコクでは現地の人はほぼ全員がマスクをしている。欧米からの旅行客と思われる人々は、ほぼノーマスク。