タスマニア旅行記06 レンタカーに給油すべきはunleaded91かい?95なのかい?どっちなんだい? ホバートにある美術館MONAが気に入った話。あとコインランドリーもタッチ決済が使えて便利だった話。

2023.04.08

朝6時30分に起きて牧場を散歩した。

テラスから望む朝日が美しい。

この牧場でもワラビーを見る事ができた。この土地では当たり前のように見る事ができるのだな、ワラビー。タスマニアに来てたくさんのワラビーを見る事ができて嬉しい。おれは動物好きというわけではないので「動物を見る」を旅行の目的にしたことはなかったのだけれど、これはこれで結構良いかも知れない。ちなみに恋人は動物園飼育員が配信しているYouTubeを頻繁に見る程度には動物好きである。

放牧されている羊が列をなしていた。羊のたくさんのお尻がこちらを向いていてかわいい。
我々を追い抜こうかどうか迷っている羊。
意を決して我々の横を走り抜ける羊。

コテージに戻りパンと卵と大きなベーコンで朝食を作った。

こんなでっかいベーコン、カルシファーのところでしか見たことない。

10時にレセプションへ行ったが誰もおらず、レセプション2に車を回すとそこにティムがいた。チェックアウトの際に恋人が「素晴らしいコテージだったので一晩じゃ足りなかった。ラム肉のBBQも最高だった」とティムに感想を伝えたところ、ティムが「フゥーー!!」と歓喜の奇声をあげ、恋人とティムはハイタッチをしていた。

今日はタスマニア島における最後の宿泊地であるホバートへ向かう。

途中ガソリンスタンドに立ち寄った。日本のように軽油、レギュラー、ハイオクという分類ではなかったため少し面食らったが、レンタカーの書類を確認したところFuel(燃料):Unleadedとの指定がある。このスタンドではunleaded91と95の二種類が売られていたので、ネットの情報を参考にして91の方を給油した。給油後何番スタンドを利用したのかを店内スタッフに告げ、支払いを済ませるというシステムだった。36.22リットル入れて68.78AUD(6,226円:クレジットカード決済)だった。

ホバートまでウエストランド のぶちラジ!を聞きながらドライブをした。日本から遠く離れたタスマニア島で井口君がプリプリ怒っている声を聞くのもなかなか乙なものである。

街に入る前にMONAに立ち寄る。入館料は大人一人35AUD(3,160円:クレジットカード決済)。

車を停めて早速見つけた展示。

鉄柵で形創られたタンク車。美しいが何も貯蔵できない運べない、という洒落?

展示作品の解説アプリをダウンロードしたのだが日本語に対応しておらず、おれのレベルでは英語の解説長文を読むことは難しかったので結局使わなかった。

蜘蛛が作る巣はそのままでアートである、ということか。
とぅるんっとしたポルシェ。
屋外広場ではバンドが演奏していたりビールや焼きもろこしが売られていたりと、フェスが開催されていた。
これはかの有名なネズミの手?

MONAはかなり楽しかった。現代美術は美術史や宗教的背景の知識がなくてもカジュアルに楽しめるのが良い。当然、現代美術を見る時もちゃんと背景知識があった方がより楽しめるのだろうけど、表層部分をなぞるだけで楽しいと感じてもいいじゃんと思っているので、MONAはおれにとって最高に楽しい美術館だった。何より「美術館の設立者が数学の天才で自らはじき出したアルゴリズムによりギャンブルで富を築きその金で美術品を収集してそれらが今MONAに展示されている!!!」ということを知り、立地や建物や展示品もさることながらこの美術館のオーナーの話にしびれた。

ホバートのエアビーで借りた部屋には14時頃に到着した。

天井が高くて開放感がある。
ソファに座って海を眺められる。
テラスから見た虹。

生まれて初めて見た、虹の始まったところ。虹の辿り着いたところ。

おれはBUMP OF CHICKENのアンサーという歌が好きなのだが、カラオケ端末で検索するとあまり人気ではないらしい。『良い曲なのに』と思うのだが、でもおれがこの歌を贔屓にしているのは大好きな漫画「3月のライオン」の内容及び登場人物に深く深くシンクロしている歌だと感じているからであって、それはつまり特別な思い入れがあるからであって、だから別におれの好きなものがみんなの好きなものでなくたって構わないよなと思っている。

ところで、虹を見ると何かこう『祝福されているような気分』になる。

コインランドリーに行ったのだが、ビザもマスターもタッチ決済可能、Apple Payも使える。海外旅行をクレジットカードだけで過ごせるというのは、キャッシュレス大好き派の我々にとっては嬉しい国オーストラリア。

洗濯・脱水で8.28AUD(747円:クレジットカード決済)
洗濯が終わるまで近所のビール醸造所に併設された公園を散策した。
見学ツアーやレストランもあるようなので、ビールが好きな人には楽しいかも知れない。

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