シドニー旅行記01 クレジットカードのタッチ決済でトラムも船も電車も乗る事ができるシドニーは本当に便利だと思った話。あとプールの水がしょっぱいと思った話。

2023/04/15

朝起きて昨晩スーパーで買っておいたベーグルを焼き、サワークリームを厚めに塗って食べる。これがまためちゃくちゃ美味しかったので日本に帰ってもベーグルとサワークリームを常備しようかななんて思っていたのだが、これを書いている今の今までベーグルもサワークリームも買っていない。理由はシンプルで、食パンの方がベークルに比べて圧倒的に安価だからである。サワークリームも日常使いをするには『高いな、、、』と思ってしまう。日本に帰るとおれにとっての日常が始まるわけで、そうすると途端にケチモードに戻ってしまうからベーグルもサワークリームも食べられないでいる。

今日はよく晴れているから、シドニーの観光名所を訪ね歩いてみようということになった。

まず初めに、ホテルから歩いて数分のところにあるパティーズマーケット(地図)に向かった。

わりと大きな建物で、一階で土産物、電化製品、服飾品、青果、鮮魚、精肉が売られていた。

ここは青果コーナー
見るからに新鮮そうで艶々した野菜達。
二階には綺麗なフードコートがある。その他、中華食材の品揃えが豊富なスーパーが入っていた。

そこから徒歩10分程度の中国庭園(地図)に行ってみたのだが入り口が分からず、また入り口を探す程の気力が湧かなかったので、そこを素通りしてタンバロング・パーク(地図)まで歩いた。広場があったのだが、生憎工事中だったのでそこも素通りし、ダーリング・ハーバー(地図)に至った。

快晴のシドニー
Pyrmont橋

Pyrmont橋(地図)を渡った。この橋は旋回橋になっていて、橋の中央部分が回転するところにちょうど立ち会えたのでラッキーだった。

橋を渡って少し歩くと目に入ったタワーに向かって歩いていると

タワー(Sydney Tower Eye)とQVB

かっこいい建物を発見したので立ち寄ってみた。Google マップで確認したところ、クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)(地図)というショッピングモールだった。高級そうな服飾品が売られている、上品なモールだった。あと、モールの中に洒落たカフェがたくさんあった。モールの通路にテーブルと椅子を並べて営業しているカフェがいくつかあったのだが、建物自体がかっこいいのでテラス席気分でお茶ができて良さそうだった。ただ、おれはその価格に慄いていたのでカフェは利用しなかった。

QVBの真正面に駅があり、トラムに乗ってCircular Quay駅(地図)まで移動した。

シドニーのトラムはクレジットカードのタッチ決済で乗車可能なので誠に便利である。
乗車前に駅に設置してある端末にタッチして、降車後も端末にタッチする。
クレジットカードはvisa、master、AMEXが利用可能。おれはiPhoneにクレジットカードを登録しているので、Apple Payで支払う事ができた。
奥にシドニーハーバーブリッジが見えている。
オペラハウス

テレビなどで見ていたオペラハウスの壁面は真っ白でツルツルしているのかと思っていたが、近づいて見てみると少し茶色味のあるタイル貼りだった。それにしても、オペラハウスを見るとサイヤ人の戦闘服の肩パットを連想してしまうのはおれだけだろうか。

かっこいいオペラハウスを眺めて満足したので、来た道を戻って船着場まで移動した。

この日はとても暑く喉が渇いたので、オーストラリアのバーガーキングこと、HUNGRY JACK’S(地図)というファストフードに入る。
モカコーヒータピオカ入り(7.10AUD:653円:クレジットカード決済)を購入した。

タピオカだと思っていたそれは実はシロップ玉で、口の中で弾けた途端に焼けるほどの強烈な甘みが喉を焼く。たっぷりの生クリームも、姿形は生クリームだけれども、実態は砂糖の塊、と言えるほどに甘い。食べ物飲み物を残すのはおれのポリシーに反するのだが、全部飲むと体調を崩す予感がしたので残してしまった。無念である。恋人は少し口を付けただけで「無理」と言い、水を買いに走り去った。

シドニーでは船もクレジットカードのタッチ決済で乗る事ができるのだ。

便利すぎる。便利でありがたい。観光立国を目指すのならば、都内のJRや私鉄も早く導入した方がいいと思う。

キセル行為は罰金になると書かれたポスター。
船に乗ってシドニーハーバーブリッジをくぐる。
対岸の船着場 Wilson’s Point Wharf
Luna Park(地図)という、なかなかに狂気を感じさせる遊園地
『乗りたくないな』と思う程度に速いスピードで回転する観覧車

ルナパークから歩いてすぐの公園にビューポイント(地図)があったのだが、工事中で入る事ができなかった。その代わりに、そこからほど近いCopes Lookoutというビューポイント(地図)に移動してオペラハウスを眺めたが『まぁこんなものか』という感想である。オペラハウスが正面に見えていたけれど、もっと近くで見たほうがかっこいいとおれは思った。

このビューポイント付近は芝生ゾーンが多く、ピクニックに最適という感じである。

ピクニックの最中に食べ物も、上着も、カバンも全部放置したまま少し離れた場所に海を見に行ってしまった集団を見かけたのだが、この辺りは余程治安が良いのかも知れない。こんなの置き引きし放題である。幸い、この放置された荷物を漁っていたのは大きめの鳥だけで、鳥が放置された食べ物を啄んでいた。

駅の近くにあったChatime(地図)でグレープフルーツ緑茶アロエ入りを購入した。さっぱりとした味で、ようやく先程飲んだクソ甘コーヒーの余韻を消し去ることに成功した。

Milsons Point駅(地図)からセントラル駅(地図)まで電車に乗る。もちろんクレジットカードのタッチ決済で乗車可能である。

セントラル駅
恋人は「子供の頃この電車の模型を持っていた」と言って感慨深そうにしていた。

セントラル駅から徒歩でパディーズマーケット(地図)に戻り、果物を購入した。

プラム
メロン、というか瓜に近い。しゃりしゃり。

プラム3個、イチジク2個とキャンディメロン1個で3.5AUD。財布の中に小銭がジャラジャラとあったのだが、それらがドルなのかセントなのか咄嗟に判別できなかったので、あり金全てを掌に乗せて店員さんに見せると、そこからお代をとってお釣りも渡してくれた。

帰り道、中華街の前を通ると行列のできている店(地図)があった。

朝も行列ができていたので人気店なのだろう。看板を見る限り粉物の何かだろう。機会があれば食べてみたいなと思ったが並ぶのは嫌なので諦めた。

どうしてその国のネイティブスピーカーにチェックを頼まないのだろうか。

ホテルに戻って晩ご飯を食べた。

メニューは昨日と同じくフライパンで焼いたラム肉と、
パディーズマーケットで購入した果物。

食後ホテルプールに泳ぎに行ったのだが、水がしょっぱい。ウルルリゾートのプールもしょっぱかった。オーストラリアのプールの水はどこもしょっぱいのだろうか。

クレジットカードでタッチ決済した運賃は、1日分をまとめて請求される。後日クレジットカードの支払い明細を確認したところ、4月15日分は

利用店名 TRANSPORTFORNSWTRAVEL

利用金額 778円(現地通貨額:8.40AUD)という請求だった。

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