おれもおれの恋人もウエストランド河本太の顔ファンである。今のところ熱心な顔ファンなので太が出演するテレビやラジオ番組、YouTubeなどは出来る限り視聴している。ただ、おれも恋人も太の顔ファンであるのだが太を芸人として面白いとは思っていないため、太がピンで出ている番組やYouTubeなどは見ていてしんどい時がある。そんな時は「ここに井口君がいてくれたらな」と思わずにはいられない。
井口君が活かしてくれない太はただ顔が良いだけのパンピーである。顔が良いだけなんて言い方をしたけれど、最高の顔面がこの世に存在しているのだからそれはそれで尊いことだし、画面越しであってもその麗しきご尊顔を拝する喜びに涙し平伏すべきなのかも知れないが、井口君と一緒にいるときの太は安心し切っていて、楽しそうで、やっぱり二人でいるときの太が好きなのである。、、、さっき顔が良いだけなんて言ったけど、落ち着いた声もとても良いですよね。やっぱ太が好き。
ところで、ウエストランドが阿佐ヶ谷おすすめスポットを紹介している動画を見たので、恋人とともに太の足跡を訪ね歩いてきた。





店員さんが気さくな方で、「青汁を初めて飲むのなら分量はこれくらいが良いかも。リンゴ酢で割ると飲みやすいですよ」とか色々とアドバイスを下さった。おれは子供の頃に見た「っーー!!不味い。もう一杯」というテレビCMの印象が強かったので『青汁は不味い』という先入観があったのだが、決して美味しいものではないけれど、特段不味いとも思わなかった。まぁ、美味い不味いという感想は「人による」としか言いようがないのだけれど、恋人はわりと気に入ったようでスイスイ飲んでいたし、「また飲みたいかも」とも言っていた。おれは正直「コーラよりも高い。コーラが飲みたい。」と思った。でも青汁を飲む理由は「美味しいから」じゃない。「健康になりたいから」でもない。
太が飲んでいたから
である。おれが青汁を飲む理由。太が飲んでいたからこれ一択。太が体内に取り込んだものと同じものをおれの体内にも取り込みたいという気持ちの悪い動機で青汁を飲んだのだ。この狂気混じりのエンタメを数百円で叶える事ができるのだから安い。
阿佐ヶ谷に漂うウエストランド河本太成分を吸収できて満足したので、この日開催されていた阿佐ヶ谷七夕祭りにも足を運んだ。






