バンコク旅行記19 Iwane goes natureで一服した後、メイ マッサージでホットオイルマッサージを受けたらホット過ぎて身悶えた話。

2022年8月23日

先日トニータイマッサージで脚を揉んで貰い、揉まれている最中は痛かったものの、終わった後の脚の軽さが忘れられず、全身マッサージならばもっとすごい効果が期待できるのでは?と思い、マッサージ店に向かった。

前回と同じトニータイマッサージに行ったところ、満席で対応できないと断られたので、近くのメイ マッサージに行くことにした。

マッサージに向かう前にIwane goes natureというカフェでお茶をした。コールドブリューコーヒーを二本と、フレンチトーストを頼んだ。フレンチトーストはボリューム満点だったので恋人とシェアした。トーストは胡桃パンが使われていて美味しかった。374THB(1,469円:クレジットカード払い)

コールドブリューコーヒー
抹茶アイスの甘味とラズベリージャムの酸味が合う。美味しい。
店内の様子

メイマッサージに到着して価格表を見ると、ホットオイルマッサージ:60分:300THB(1,227円)(チップは別)というメニューが目にとまった。『温かいオイルでのマッサージなら絶対に気持ちいいじゃん!』と恋人と話し、これに決めた。

ところが。

ホットオイルというのは温かいオイルでななく唐辛子オイルのことだった。マッサージ業界ではホット=唐辛子は常識なのだろうか。というか、ホットとウォームは違うということに気づけない、おれたちの英語力の低さが問題だったのだろうか。

施術時は全裸になって局部にタオルを掛けるスタイルで、個室で一人で受ける。施術が始まった時にすぐ『オイル、別に温かくないな?』とは思った。でもそれを施術者に伝えるのも面倒だし、まぁ熱心に施術してくれているしいいか、となすがままになっていた。

施術が進み、マッサージが脇の下や足の付け根に及んで少し経った頃、身体の異変に気がついた。

『あ、ホットって、唐辛子オイルのことだ。』と。

でも時すでに遅し。施術者が熱心に脚の付け根をマッサージしてくれた時に、睾丸の裏に唐辛子オイルが付いてしまっている。ホットどころの騒ぎじゃない。激痛。痛過ぎる。痛い。マッサージが痛いとかじゃなく、睾丸が痛い。マッサージも正直痛いが、睾丸が痛い、痛過ぎる。耐え難い痛みで身体がガタガタと震える。面白くないのに、笑ってしまう。痛過ぎて笑ってしまうなんて人生で初めての経験だ。

施術を一時中断してもらい、睾丸の裏をタオルで必死で拭うが、すぐには痛みが引かない。ホットオイルはやめてノーマルオイルに変更してもらったが、その後も何度かタオルで睾丸を拭わなければならなかった。全然痛みが引かない。めちゃくちゃ痛い。脇の下も痛かったが、睾丸裏の痛みがどう考えても圧勝だったため、脇の下の痛みは無視できるほどに玉裏が痛かった。

他にも、内腿をゴリッゴリにほぐす?しごく?マッサージが痛くて仕方なかった。リンパを流しているのだろうか?しかし『この痛みが身体の改善につながるんだ』と自分に言い聞かせてその痛みに耐えた。

そんなわけで、めちゃくちゃ痛い施術ではあったのだが、マッサージの腕は確かだと思う。肩こりもじゅうぶんに解してもらえたし、オイルの効果で肌はしっとりとなめらかになるし。店からの帰り道は全身が軽かった。

帰り道、恋人に「オイルがめちゃくちゃ痛かったね」と話したら、「?。全然痛くなかったよ。局部付近はちゃんと避けてマッサージしてたよ。オイルのせいか、身体がポカポカするな、くらいは思ったけど。」と言っていたので、『おれを担当した施術者が下手だったのでは』疑惑が急浮上した。

また、翌日、内腿にものすごい青痣ができた。でもこれは施術者に「痛いからもっと優しくしてくれ」と伝えなかったおれが悪い。今後マッサージを受けるときは、最初からソフトタッチで依頼すると心に決めた。